2021.9.27(月)
皆さんこんにちは。
今日は快晴ですね。
気持ちのいい秋晴れのような気候ですね。
さて、本日はティースプーンを作る工程をUP致します。
普段使っているスプーンを自作で作っていきます。
素材は勿論、純銀(SV1000)です。
アカシックツリーではキーリングでbaby用のスプーンを作っていますが、
テーブルスプーンやティースプーンはオンラインショップにはUPしておりません。
今回は普段一番使う回数が多いティースプーンを作っていきます。
Baby用キーリングのスプーンはこちら→
素材が純銀になるのでアレルギーも気にする事無く使う事ができす。
何より純銀は抗酸化作用もあるのでコロナ禍の中でも安心して使う事ができます。
今回は純銀本体に純金を拡散接合という技法を用いてドッキングさせます。
江戸時代から使われている技法になりますが、ほとんどの方は知らないかと思います。
純銀の表記はSV1000
純金の表記は24Kです。
因みに24K以外の22Kや20Kには銅と銀が混ざっています。
純金は硫化現象が起きないので黒く変色しません。
純銀と純金の組み合わせのティースプーンは響きも効果も抜群だと思います。
最後に動画もUPしておりますので、是非ご覧くださいませ。
そではレッツゴー!
まずは純銀の笹吹きを用意します。
今回は約100gの純銀を使います。
アカシックツリーでは昔ながらのインゴットジュエリーというネイティブピープル達と同じ方法でシルバーアクセサリーを作っていきます。
全て1点物の作り方になります。
素材となる板やゲージも部材ごとに作っていきます。
シルバーを溶かしてインゴット(一塊)を作ります。
シルバーが溶ける温度は約1000°です。
溶かしたインゴットの重量を計ってみます。
溶かす前よりも約2g程重量が変わります。
溶かしたインゴット(一塊)を金床でひたすら叩いてスプーンの形に整えていきます。
これが何気に大変です。
筋トレに近いです。
こつは全部を均等に叩くのではなくスプーンの先(くぼみ)になる部分以外を細くしていきます。
シルバーは叩く事で原子同士が硬直していきます。
この原理を使って硬いシルバーにしていきます。
純銀は柔らかく型に流す鋳造(チュウゾウ)では商品にすることができません。
鍛造(タンゾウ)という鍛冶職人と同じ方法で作っていきます。
鍛造(タンゾウ)で作った商品は肌触りも良く、手に馴染みます。
スプーンの先の部分をマーキングして糸鋸で切断していきます。
柄の部分も同じように微調整をして整えていきます。
ティースプーンの形になってきました。
ヤスリをかけて整えていきます。
細かい個所を整えて行き、ティースプーン本体を作り上げていきます。
今回はここまでです。
次回、ティースプーンの先のくぼみを作って24金(純金)を拡散接合させて完成です。
動画もそれぞれあげておきますので是非ご覧くださいませ。
ではでは。
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