2021.1.27(水)
皆さんこんにちは。
ハンドメイドジュエリーでNaja(ナジャ)を作る工程パート12
ショットコンチョを前回のブログで作りました。
このショットコンチョを本体に銀ロウ付け作業する工程をUP致します。
全部で5個のショットコンチョを銀ロウ付けしていきます。
まず1個銀ロウ付け。
ロウ付けとは、接合する方法で溶着の一種の事です。今回は本体純銀にショットコンチョ純銀をくっつけます。
接合する部材よりも融点の低い合金を溶かして一種の接着剤として用いる事により、母材自体を溶融させずに複数の部材を接合させることです。
ちょっと難しいですよね、ようは接着剤のようにくっ付ける事です。
ただし、接着剤と違い炎で炙って接合させるので、一度接合されると外れません。
銀ロウ材は種類が色々とあります。
2分ロウ 溶ける温度 820° 銀含有量 80%
3分ロウ 溶ける温度 780° 銀含有量 77%
5分ロウ 溶ける温度 750° 銀含有量 70%
7分ロウ 溶ける温度 720° 銀含有量 60%
9分ロウ 溶ける温度 720° 銀含有量 50%
早ロウ 溶ける温度 620° 銀含有量 50%
種類がある理由は溶ける温度が違う事で何か所もロウ付け作業をする事で出来る為です。
仮にロウ付けを1個してすぐ近くに同じロウ材でロウ付けすると先にくっ付けた箇所のロウ材が温度が同じだと溶けてしまう事が有るからなんです。
ロウ材は熱い所に流れて接合したい部材をくっつける作業になるので、本体全体を炎で炙り熱くさせてからロウ付けしたい部材とロウ材を接合させます。
慣れていないと中々、ロウが溶けないので何度も取り組んでみてください。
ロウ材を上手に溶かすためにフラックスと言う物を塗ってからロウ付けしてくださいね。
フラックスとは綺麗に正確にロウ付けを行う為に必要な融剤で物質を融解しやすくするために添加される物質になります。
では続きのロウ付け作業をした画像になります。
2個目のショットコンチョをロウ付け
全部で5個のショットコンチョをロウ付けしました。
今回は全部5分ロウでくっつけています。
トップのショットコンチョだけ大き目のサイズにしています。
これからバチカンを作ってロウ付けして、チップインレイする穴をあけていきます。
また続きをUP致します。
ではでは。
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