2025.9.1(月)
皆さんこんにちは。
暑いですね。
9月に入りましたね。
夏休みが終わって学校も始まったんですかね~
1日が月曜日だとなんだか身が引き締まる感覚があります。
さて、本日はホワイトハートビーズについて記事を書きたいと思います。
初めて聞く方もなんとなく聞いたことがある方もいるかと思います。
ホワイトハートビーズとは
• 構造:中心に白いガラスのコアがあり、その上を色ガラスで覆った二層構造。白い"ハート"が名前の由来です。
• 起源:17世紀頃のヴェネツィアで製造され、トレードビーズとして世界中に広まりました。アフリカ、アジア、北米などで流通し、時には通貨の代わりにも。
形状と色
• 丸型、卵型、スライス型、チューブ型など多様。
• 赤が最も人気で、力や守護の象徴とされていました。その他にもオレンジ、黄色、青などがあります。
アカシックツリーでもホワイトハートビーズは様々なアクセサリーに使っています。
今回紹介するホワイトハートビーズはアンティークのホワイトハートビーズになります。
このホワイトハートビーズは、17世紀ヴェネツィアで生まれ、交易の歴史を旅してきたアンティークの逸品。中心に白いガラス芯を抱えた二層構造が、光を受けて奥行きある輝きを放ちます。
時代によって異なる赤のニュアンスが魅力なヴェネツィア製アンティークです。
艶を抑えたマットな質感の市場に出回っていない珍しいアンティークホワイトハート。
ヴェネツィア製
。
この手の雰囲気が好きな方も多いかと思います。
ただ市場には出回っている数が少ないので見たことがない方も多いかもしれません。
ホワイトハートの技法を受け継ぎながら、チェコの職人技によって生まれた現代ビーズ。
アカシックツリーらしさを表現したネックレスに仕上げてみました。
ホワイトハートビーズに間にシェル(貝)を挟んだヒーシータイプのネックレスに仕上げてみました。
現代のホワイトハートビーズですが日本国内では流通していないので珍しいと思います。
ゴールドビーズがワンポイントです。
ホワイトハートビーズは17世紀初頃は赤が交易で取引をされていたようです。
ホワイトハートビーズの歴史
起源と製法
誕生地:17世紀〜19世紀のイタリア・ヴェネツィア(ムラーノ島)
製法:白いガラス芯(コア)に色ガラスを被せる二層構造。これにより色の発色が美しく、奥行きのある輝きが生まれました。
名称の由来:「White Heart(白い心)」は、中心の白い芯にちなんだ呼び名。フランスでは「Cornaline d'Aleppo(アレッポのカーネリアン)」とも呼ばれました。
交易と文化的広がり
トレードビーズとしての役割:アフリカ、アジア、北米などに輸出され、物々交換や儀式用装飾として使用されました。
ネイティブアメリカン:ホワイトハートは「Hudson Bay Beads」と呼ばれ、力と守護の象徴として身につけられました。
西アフリカ:小粒のホワイトハートは「Rikiki(リキキ)」と呼ばれ、母から娘へと受け継がれるお守りとして尊ばれました。
色と発色の変遷
赤の発色:時代によって異なる金属が使われ、赤のニュアンスが変化しました。
銅赤:古代〜19世紀初頭(深みのある茶褐色)
金赤:18〜19世紀(品のあるピンクがかった赤)
セレン赤:20世紀以降(明るく健康的な赤)
現代のホワイトハート
チェコ製などの現行品:現在も中国・インド・チェコなどで製造されており、アンティークの技法を踏襲しつつ、鮮やかで均一な発色が特徴。
注意点:現代品をアンティークとして販売するケースもあるため、見分けが重要です。
見分けは一般の方では難しいところもあると思いますので自分が気に入った色味や形状がベストだと思います。
最後に動画も上げておきますのでご覧ください。
ではでは。
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