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ホワイトハートビーズ

2024.10.17(木)

皆さんこんにちは。

例年よりも暑い日が続いていますね。

湿気が無い分過ごしやすいです。

朝晩は空気も澄んでいて気持ちが良いですね。

さて、本日はアカシックツリーではよく使うホワイトハートビーズについて記事を書きたいと思います。

聞きなれていない方も見たことも無い方もいるかと思います。

white heart beads ②2024.10.17.jpg
ガラスで出来ているビーズになります。

綺麗ですよね。

ホワイトハートとは、コア(芯)の部分が白く、外側を赤や緑のセミクリアガラスでコーティングされたカラフルなビーズの総称です。

アンティークのホワイトハートの多くは1800年代後期-1900年代初頭にイタリアのヴェネツィアで作られ、アフリカ、アジア、北米を中心に交易品として輸出されシルバーとの愛称が大変良く、

インディアンジュエリーの定番となっています。北米のアメリカンインディアンには"HUDSON BAY BEADS"と呼ばれています。

このビーズを今ではヴェネツィアではなくチェコで作られています。

インドの方でも似たようなビーズが作られているのですが、

クオリティーや作る作業も大変なのでチェコ産が一般的です。

ヴェネツィアで作られていた時は交易で赤色のビーズが主流でしたが

カラフルな色も作るようになりました。

今では赤以外にも

white heart beads ③2024.10.17.jpg沢山のカラーが作られています。

サイズも様々あり、

日本国内では5mm、7mmが一般的ですが、1mm刻みで1.4mm~8.8mmまであります。

そんな綺麗なビーズなのですが、穴の大きさも全て違います。

ロットによってはワイヤーは通せるけど紐が通せない程潰れている物もあります。

アカシックツリーでは服飾用のパーツで鹿革にこのビーズを通すのでロット違いで穴が小さいと鹿革に通すことができずに悪戦苦闘する事もあるんです。

ここ3年ぐらい日本の代理店が仕入れているビーズのクオリティーが低く、穴が小さすぎ、いかがなものかと思っておりました。

担当の方と話しても全く理解をしていないレベルだったので、チェコから直接仕入れる事にしました。

円安で国内で購入するよりもたかくなってしまいましたが、作業をする上で小さい穴のビーズを購入しても意味がないので、一か八かチェコ経由で穴の違いを調べてみる事にしてみました。

すると穴の大きさは私が求めている大きさだったんです。

穴の大きさは全て大きく、同じ赤でも色味も数種類あり選べました。

日本の代理店は穴の大きさなど気にせずに、

「全てロットで違いが出るのは仕方がないこと」だと説明をしていましたが、そんなことなかったんです。

穴の大きさの問題は代理店が大量にB品を購入しているだけでした。

無責任な販売と無知識が原因だったんです。

今回は愚痴っぽくなってしまったのですが、今まで出来ていた事が出来ない様になる事ってあると思いますが、しっかり誠意をもって受け答えする事は大切なことだと痛感いたしました。

全て相手任せではなくこちら側もしっかりとした知識をもつ事が大切ですね。

常識を疑ってこれからいきたいと思います。

動画に日本の代理店(MIYUKI BEADS)が販売しているビーズと私が仕入れたビーズの穴の違いを上げておきます。動画の左側のビーズが私が仕入れたビーズです。

ではでは。

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