2023.3.26(日)
皆さんこんにちは。
今日も雨ですね。
私の近隣では桜の開花が進んでいるだけに綺麗な状態で観れるか心配です。
さて、本日は純銀製のトライアングルバングルを作る工程をUP致します。
最後に動画も上げておきますのでご覧ください。
まずは完成画像から
鍛造(タンゾウ)という昔ながらの方法でシルバーを溶かすインゴットジュエリーの技法で作って行きます。
1点物の作り方になります。
型に流し込む鋳造(チュウゾウ)とは違い時間も労力も何倍もかかりますが、着用した際の肌さわりが断然違います。
素材は純銀になります。
シルバーの含有量が100%に近い状態のシルバーになります。
通常流通しているシルバーは925が多いかと思います。
この数字はシルバーの含有量を表しています。
シルバーが92.5%で銅が7.5%という意味になります。
国内ではシルバー以外に銅が混じりますが、海外では銅以外も含まれているので注意が必要です。
なぜシルバー以外の素材を一緒に混ぜるかと言うと、型に流し込む際にシルバー(純銀)だけでは柔らかくアクセサリーとしては不向きだからなんです。
銅は硬くシルバーと混ぜて流し込むとアクセサリーとして着用が出来る硬さになります。
市場に純銀製のアクセサリーが無いのは型に流し込む方法で作ることが難しいからなんです。
それとシルバーの値段も高いので純銀で作るよりも他の素材との合金の方がシルバーの含有量を少なくすることができるので、価格面でもお得なんです。
・理由はシルバーアレルギーの方でも着用が出来る
・硫化現象が起きにくい(黒く変色などしにくい)銅が混じっていないので黒く変色しにくいんです。
・輝きが違います。純銀の輝きは白光のような光沢でとても綺麗なんです。
・ミリ単位で作製ができます。シルバーを溶かして作るので細やかなサイズ調整が可能です。
・1点物をお届けします。作り方が量産する方法ではないので全てのお客様に1点物をお届けいたします。
アカシックツリーのオンラインにも掲載しているのでこれからの時期にお勧め致します。
プレゼントやギフトとしてもご検討してみてください。
プレゼント梱包をしてお届けさせて頂きます。→プレゼント梱包について
それでは作っていきます。
純銀の笹吹きを用意します。
シルバーを溶解します。シルバーの溶ける温度は約1000°です。
しっかりシルバーが溶けるまで熱します。
ハンマーとローラーで既定のサイズに調整をします。
ハンマーやローラーを通す事でシルバーは硬くなります。
シルバー内部に含まれている空気を抜く事でシルバーはとても硬くなります。
開口部分にSV1000 とAKASHIC TREEのホールマークを打刻します。
バングルの形に整えて磨いたら完成です。
純銀は他のシルバーよりも輝かせるのが難しいです。
磨く工程も多いので地味に大変ですが、輝いた表情はなんともいえない美しさがあります。
気になる方は是非、お手に取って確認してください。
丁寧に作ってお届けさせて頂きます。
ではでは。
Akashic Tree
279-0023
千葉県 浦安市 高洲 2-1-10-304
047-303-3269
https://akashic-tree.jp/