みなさんこんにちは。
今日は彫金の作業風景を少しUP致します。
ローラーを使わずにハンドで銀の角棒1mmをつくる工程です。
人類が初めて金属を加工する為の技法 「鍛造」。
歴史は6000年前から行われていたと言われています。
金属を鉄の金づちで叩きそして銀をなましていきます。(火であぶり柔らかくさせる事)
それを何度も何度も繰り返します。
シルバーを溶かして3cmx2cmぐらいの形にします。
ここからひたすら金づちでトントン叩いていきます。
でたらめに叩くのではなくたたく姿勢と金づちを打ち下ろす強さの加減が重要です。
打ち下ろした時に返ってくる反動をうまく利用しながら地金をたたきます。
これが難しい~。
叩いては火であぶるの作業を繰り返していきます。
何度もたたく事で組織が緻密になり強度の優れた素材になります。
まだまだ伸ばします。
途中で折れたりしない様に気を付けながら30cmぐらいまで伸ばします。
完成~です。
また作業風景をUP致します!!