AKASHIC TREE LINE@AKASHIC TREE FacebookAKASHIC TREE Instagram

BLOG

コンチョボタン作り

2026.9.1(月)

今日から9月。

今年も残り4か月となり、時間の流れの速さに思わず目が回りそうになります。

例年通り暑い日が続いていますが、振り返ると昨年の方がさらに厳しい暑さだったようにも感じます。今年は世界各地で水害が多く報じられる一方、逆に深刻な水不足に悩む国も少なくありません。日本は水に恵まれた環境に慣れてしまっていますが、

改めてそのありがたみを考えさせられます。

夏休みが終わり、今日から学校へ向かう子どもたちの姿も見かけました。

きっとみんな日焼けした肌で、少し緊張しながら新学期の授業を迎えているのでしょう。そんな光景を見ていると、幼いころの記憶がふとよみがえります。季節の節目は、どこか懐かしさを連れてきます。

さて、本日はアカシックツリーで日頃から多くご依頼をいただいている「コンチョボタン」の制作風景を収めた動画をメインにアップいたします。

コンチョボタンは、絵柄で有名なアメリカ5¢コインを叩き、磨き、ロウ付けして形を整えるところから始まる、まさに職人仕事の象徴のようなアイテムです。小さなパーツでありながら、火と金属を扱う繊細な工程が詰まっており、仕上がりの質感や立体感は手作業ならではのものです。

動画では、コインを扱う瞬間の緊張感や、形が少しずつ整っていく過程をそのままお届けしています。普段はなかなか見ていただく機会のない制作の裏側ですが、こうした工程を経て、ひとつのコンチョボタンが生まれています。

アカシックツリーのアクセサリーは、すべて職人が一点ずつ手作業で作り上げています。

同じものが二つと存在しない、クラフトジュエリーならではの魅力を、ぜひ動画とともに感じていただければ幸いです。

完成画像から

コンチョボタン2026.9.1.jpg

画像だけではどうしても伝わりにくいのですが、コンチョボタンは平面ではなく、しっかりとした立体感があります。コインを叩き起こして成形しているため、仕上がりは半円に近い丸みを帯びたフォルムになります。手に取ると、金属の厚みや膨らみが指先に心地よく伝わり、写真では感じられない存在感があります。

今回使用しているのは、インディアンとバッファローの絵柄で知られるアメリカの5¢コイン。

円安の影響もあり、アメリカからの仕入れ価格は年々上昇しています。さらに追い打ちをかけるように、裏面の足をロウ付けする際に使う銀ロウも、昨年と比べて約3倍ほど値上がりしていました。

一つひとつは小さな材料ですが、制作数が積み重なるとその負担は決して軽くありません。

クラフトブランドにとって、こうした原材料の変動はじわじわとダメージになっていきます。それでも、手仕事の質を落とさず、できる限り価格を据え置きながら制作を続けているのが現状です。

コンチョボタンは小さなパーツですが、素材選びから成形、ロウ付け、磨きまで、すべての工程に職人の技術と集中力が詰まっています。今回の動画では、その立体感が生まれる瞬間や、金属が少しずつ形を変えていく過程を感じていただけると思います。