2024.5.14(火)
皆さんこんにちは。
今日は快晴で本当に気持ちが良いですね。
さて、本日は純銀製のアメジストリングの作業風景をUP致します。
最後に動画も上げているのでご覧ください。
完成画像から。
ひときわ目立つ紫の魅惑アメジストのカポションと純銀の輝きが重なって本当に素敵なリングが完成しました。
アメジストは個人的に好きで我が家には結構沢山のアメジストの原石が置いてあります。
大きなアメジストのドームが玄関や寝室、リビングに置いてますが、とても綺麗で落ち着きます。
それでは作っていきます。
まずはいつも通り純銀の笹吹きを溶かして部材作りからです。
今回はリングのバンドを甲丸状にしていきます。
長い甲丸のゲージを作り、下の画像の様にさきっぽを丸くして2本の甲丸のゲージをロウ付けしておきます。
次にアメジストのカポションを載せる台座と外枠の石枠を作ります。
画像だとあっという間ですが、カポションのサイズの微調整を繰り返し行って完成させています。
カポションの周りを計る方程式があるのでが、それでは微妙にサイズが大きいので何度かロウ付け作業を繰り返します。
アメジストのカポションを載せて確認をしています。
枠が大きすぎないか逆に小さすぎないか隙間があると後で石留めをする時に大変なのでここが一番大切です。
底板と石枠のフレームを作って先程作った石枠と合わせてロウ付けします。
ここで4回ロウ付けして1個の形に整います。
ロウは幾つか種類があるので数種類を使い分けてロウ付けしていきます。
同じロウを付けていくと先に付けたロウが溶けてしまう場合があるので注意が必要です。
穴が開いているのはアメジストのカポションをセットした時に下から入る光で綺麗に見えるように少しだけ光の通り道を作っておきます。
一番最初に作ったリングのバンドと合わせてロウ付けします。
ロウ付けの全工程が合わったところです。
石留め作業をしている所です。
アメジストのカポションを叩かない様に石枠の周りだけを叩いて石を留めていきます。
石留めが終わり、後は磨いて完成になります。
完成画像になります。
画像でもわかると思いますが、本当に濃い紫のアメジストが綺麗です。
初めは艶系でフィニッシュしたのですが、色石は艶あり(鏡面)仕上げでフィニッシュするのがお勧めです。
黒はオニキスになります。
黒もシックで良いですね。
着用するとこんな雰囲気です。
男性でも女性でもとてもお洒落に見えるのではないかと思います。
普通のリングもいいですが、このような雰囲気のリングで色石もこれからの季節に一つもっておいてもいいのではないでしょうか。
また色々と作製しているのでUP致します。
ではでは。
Akashic Tree
279-0023
千葉県 浦安市 高洲 2-1-10-304
047-303-3269
https://akashic-tree.jp/