皆さんこんにちは
今日は雨も止んで太陽が顔を出して気持ちが良いですね。
本日は金床という彫金で使う物についてご紹介いたします。
普段の生活ではまず聞く事も見る事も無いと思います。
丸太の上に鉄の台がセットされているものになります。
丸太の上に金床があると音を吸収したり、銀などの製品を叩くときに素材にそのまま力が加わり製品を作る際に
必要不可欠なんです。
アカシックツリーでは鍛造(タンゾウ)方式で昔ながらの製法で作製をしているので、重宝しております。
画像の金床は斜めになっていると思います。
叩きすぎて変形をしてしまいました。
一旦修理に出して真っすぐに整えて頂きました。
これで安心して作業が出来ます。
修理に出す際に工務店さんもこんな金床見たことが無いとびっくりしておりました。
金床が変形する程、叩いたんです。
真鍮という素材にスタンプ打ちを行いました。
これが、本当に大変なんです。
スタンプも打ちにくい絵柄で真鍮もシルバーの何倍も硬い素材だったため
手の皮が剥けて大変でした。
画像でみると大変さが伝わらないのが、残念ですが・・・
綺麗にスタンプを打ちこみました。
真っ黒になっています。
燻しを行いました。
燻しを残す場所と綺麗に磨く場所を見極めながら磨いていきます。
この作業を繰り返していきます。
ハンドメイドでチャームを作製するのも愉しい作業です。
ではでは。
またご紹介いたしますので覗きに来てくださいませ。
Akashic Tree
279-0023
千葉県 浦安市 高洲 2-1-10-304
047-303-3269